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質屋のシステム
屋の買い取りの流れを見てみましょう。
●質草の持ち込みと査定
まずは質に入れる商品(質草)を質屋に持ち込んで査定してもらいます。質草となるものには貴金属やカメラ、時計、指輪、家電、衣類、ブランド品、時計など非常に多くのものがあります。質屋によっては特定の商品に関する専門色の濃い質屋もあり、なるべく専門にあった質屋に持ち込むことが適正な査定のためには重要です。質屋によっては自分の店の専門外の商品については他の質屋を紹介してくれる場合もあります。
質屋は18才以上でなければ利用することはできません。また質屋を最初に利用する際には身分を証明する書類が必要になります。
●融資金額の決定と貸付
質屋での質草の預かり期間は3ヶ月と決まっています。
●貸付期間延長、商品の返還、質流れ
3ヶ月立った時点でまだ商品を預かっていて欲しい場合には利息分だけを払って貸付期間の延長をしてもらいます。質屋の貸付の金利は年利109.5%とかなり高くなっています。
これは貸付期間が3ヶ月と短期であることに加えて通常取り扱う商品は少額のものが多いためです。
また貸付金と利息を返還すればその場で商品は返してもらえます。
貸付金が返せず、利息も払われない場合には商品は自動的に質流れ品となります。質流れの場合は貸付金の返済義務はなくなり、サラ金などのような取り立て行為も一切ありません。質流れした商品の一部は店舗内の販売のコーナーで商品として売りに出されます。
最近の質屋の傾向
最近の質屋では貸付を行う金融業者としてよりは高級ブランド品や宝飾品、貴金属などの買い入れや販売などを行う流通業者としての役割の方が多くなって来ています。
販売は各質屋単位でも行われますが、地域の質屋が質流れ品の販売フェアなどを開催することも多く、高額商品がリーズナブルな価格で購入できることから大変な人気を呼び、多くの客が訪れます。
また最近の傾向としてはインターネット上の自社のホームページなどで質流れ品を通信販売するケースも大変多く見られます。この場合にはオークションなどの方式で売られることもあり、また大手のオークション専門のサイトを利用して質流れ品などを販売、処分することも増えています。
一方商品を持ち込む客の方でも最初から買い取りを目的として持ち込む場合が多く、使用しない高級品や貴金属、プレゼント品などを持ち込んで現金に換金するケースが多いようです。
このような需要を受けて買い取り方法に付いても、質屋への直接の持ち込みにこだわらず、全国から郵送などでの査定依頼のシステムを取り入れている場合も多く、買い取り、販売の両面で活動の規模を積極的に拡大する質屋も増えてきました。
このように最初から買い取りを目的として商品を扱う場合は質屋営業法ではなく古物営業法に則って営業することになります。
質屋のちょっと変わった利用法として、商品は質屋に預けても現金を受け取らず、その上で金利だけを払って骨董品や貴重品の倉庫として利用する場合もあります。